はじめに
スティーブン・R・コヴィーの名著「7つの習慣」は、単にビジネスの成功だけでなく、充実した人生を送るための普遍的原則を教えてくれる時代を超えた名著です。このページでは、その 「7つ の習慣」 を具体的な行動や思考に落とし込み、どのように日常生活に活かすことができるのかを解説していきます!
1. 主体的である
「主体的である」とは、自分の人生の舵取りを自分で行い、外的環境に流されず自己責任を持って行動することです。
実践するためには、日々の小さな選択から始め、自分の決断を信じて行動を起こしていきましょう。例えば、
・朝の時間を有効に使うために早起きをする
・健康のために定期的に運動をする
など、自分で決めて行動に移すことが重要になるわけです。
2. 終わりを思い描くことから始める
長期的なビジョンと目標を持つことで、毎日の行動に意味と方向性が生まれます。自分が望む人生の結果を想像し、それを達成するために今何をすべきかを考え、行動に移していくことが重要になります。例えば、将来のキャリアパスを描き、その目標達成のために必要なスキルや経験を今から積み重ねることができます。「人生の終わりから思い描くこと」を考えていくというわけですね。
この「人生の終わりから思い描くこと」は、ドラッガーの「プロフェッショナルの条件」でも少し同じような考え方が触れられていましたね。気になる方は下記の記事をご覧ください。
本ブログでは、現代経営学の父と称されるピーター・ドラッカーが実生活で学んだ、プロフェッショナルとして成長するための重要な原則を探求します。ドラッカーの経験から、仕事で成果を上げる人々の特徴や成長の秘訣に迫ります。彼の人生を変えた7つの貴重[…]
3. 最優先事項を優先する
日々のタスクに追われる中で、本当に重要なことが疎かにされがちです。自分にとっての最優先事項を定め、それに基づいてスケジュールを組み立てましょう。例えば、家族や自己成長の時間を確保し、その時間を守るためにはどうすればよいかを考えることが大切です。
4. Win – Win を考える
人間関係においては、相手も自分も満足する Win -Win の関係を築くことが重要です。これを実践するには、相手の立場を理解し、互いに価値を提供し合うことを心がけましょう。
仕事であれば、プロジェクトの成功を通じてチーム全体が成長できるように努めることが一つの例になります。
5. 理解に徹する
コミュニケーションにおいては、まず相手を理解し、その後に自分を理解してもらうことが大切です。実践するには、相手の話を主体的に聴き、質問やフィードバックを通じて理解を深めることから始めましょう。これにより、より深い信頼関係を築くことができます。
6. シナジーを作り出す
異なる能力やバックグラウンドを持つ人々と協力することで、予想以上の成果を生み出すことができます。チーム内で多様性を尊重し、各自の長所を活かすことで、全員が共に成長し、大きな成果を達成することが可能になります。
7. 刃を研ぐ
個人の成長と自己改善は、成功への継続的な旅のようなものと説明しています。
この本では4つ側面をメンテナンスしていく必要性を説明しています。
- 肉体・体
運動・食事・睡眠 - 精神・心
価値観を見つめなおす - 知性
学び、経験する、読書をする、仕事を精進する - 人間関係
共感、奉仕、内面を見つめる
の各面でバランスを保ち、定期的に自分を見つめなおして評価を行い、必要に応じて改善策を考えていく必要があります。健康維持、知識の更新、人間関係の充実など、全方位的に自己研鑽を積むことが大切です。
自己啓発に時間を割り、バランスの取れた生活を心がけることで、あなたの「刃」を常に鋭く保つことができます。
最後に
以上、コヴィー博士の「7つの習慣」を通じて、成功への道を探してみてください!。これらの習慣を日々の生活に取り入れ、継続的に実践することで、人生の質を高め、目標達成に一歩近づくことができるとこの本は説明しています